無心と女子力
料理をしている時間は無心で美味しいものを作ることだけに集中していて
もし作ったものを食べてくれる人がいたら喜んでくれるかなぁとかもう少し味は濃い方が美味しいかなぁとかそういう事をひたすら考えてて
自分が作ったものを美味しそうに食べてくれたり
食べ終わった後に笑顔でごちそうさまでしたと言ってくれたり
この前のフードのときにそういう気持ちにたくさん気づけてなぜか涙が出そうになる瞬間が多々あって。笑(最近涙もろくて困る)
そして、なんと、なんと、250個くらい作った餃子たちが全部美味しく食べてもらえました。本当にありがとうございました。とても、とても嬉しかった。グッドミュージックを聴きながら4、5時間餃子を焼くという幸せな時間でした。
仕込みとかは数が数なので凄い大変だけどまた機会があればフードはやりたいなと思ってます。次はなにを作ろうかな。
良ければ楽しみにしててください。
明日はイトデンワpre.「to she」に出演します。明日のMOSAiCもグッドミュージックでいっぱいですよ。女性・カップル限定ライブなので、僕も明日は女子力高めにしないと。
ではでは、また明日。MOSAiCで。
教室の隅の僕
少し肌寒くて、でも空気は澄んでる。こういう日は胸の奥が少しだけギュッとなる。
少しだけ昔話をすると、あの日もちょうど今くらいの季節だった。もう四年前になる。
当時、僕はまだ高校生でその日の授業の中で「2年後の自分」というお題に、まだ先も全然見えず不安ばっかりの三年生の時に自分の考えを発表する授業があった。
名前順に発表だったのでクラスの中でも「萩谷」は後ろの方でみんなの発表を聞きながら緊張していたのを覚えている。
ついに僕の番になって教壇に向かう。いざ教壇の上に立つとうまく言葉が出てこない。クラスのみんなはしゃべっていたり特に緊張感のある空気ではなかったのだけど、緊張しいな僕にとっては教壇の上に立つだけで緊張していた。
深呼吸をして心を落ち着かせて自分の言葉を整理する。
全部はっきりとは覚えてないけど確かこんな言葉をみんなに向けて伝えた。
「今から2年後の自分がちゃんと働いているか、辞めて他の事をしているかは正直わからないです。でもバンドは続けていると思います。クラスのみんなが2年後、茨城にいても違う県にいても、自分のバンドで全国各所をツアーで回って会いに行きます。立派な大人になっているイメージはできないけど、それだけは何故かイメージできているので。実現します。」
それを聞いてすげぇって言ってくれた友達も外を眺めていたあの子も真剣に聞いてくれていたあの子も、あの時みんながちゃんと聞いてくれいて今も覚えているかはわからないけど、四年経ってやっと実現できた。
今から2年後の自分はもう24歳になっている。22歳になっても未だに先が見えないし不安も沢山ある。
でも24歳になっても、きっとバンドは続けている。それだけはイメージできている。
そんな事をふと思ったので書いてみました。
明日はYUMEGIWA GIRL FRIENDのba.ニシマケイさんの個人企画にフード出店します。
教室の隅の君へという題名とても好きです。ケイさんがどんな気持ちでこのタイトルをつけたのかはケイさんにしかわからないけど、この日の出演者は教室の隅にいる君にとっても好きになるバンドがいると思うからお時間あれば、僕も身体が温まる餃子作って待ってるから餃子食べに行くか〜でも理由はなんでも。
ではでは、また明日、プラKで。